弊社はオーストラリアのゴールバン地区の原毛を使用し、生地を企画しております。
オーセンティコ・メリノウールがどのようなものかご説明致します。
~AUTHENTICO~
オーセンティコ・メリノウール
●シュナイダーグループ:
1922 年に羊毛トレーダとしてオーストラリアで設立。
後にウールトレーダ、またウール加工メーカーとしてイタリア、中国、エジプト、
アルゼンチン、モンゴル、ニュージーランドに拠点を持つ。
大手イタリア織物メーカーゼニヤ、マルゾットの専属原毛バイヤー社で有る為、
原毛の目利きは世界トップクラスの羊毛トレーダ
●オーセンティコとは??
・特に天然繊維の羊毛(ウール)は、羊の産地に依って大きく品質が異なります。
私たちが購入したアパレル製品原料のウールが何処の牧場の羊から産出され、
何処の加工場で原料加工が施されているかを明確にトレースする事で原料の安全性、
動物愛護の観点、また地球環境に優しい取り組みを行っているかエコロジカルな観点
からも消費者が納得して購入して頂ける仕組みをシュナイダーグループが構築
●①~③の認定した牧場/加工場から原料の買い付け~加工
●牧場トレース
・買い付け牧場の選定
・ウールクラッサー(選別人)による品質管理の徹底
・ウールブローカー(原毛買い付けブローカー)
・AWEX 発行の原毛証明書
●ウールトップ加工
・洗い上りの羊毛をカード~ギリング~コーマの工程を得て
主に梳毛紡績向けの原料(スライバー状)に加工する。
●ト レー サビリティ認定システム内容
① 完璧なトレーサビリティ確立
・豪州、NZ、アルゼンチンで約400 件の牧場が加入、買い付け牧場の明確化
・牧場~原料加工場に至るまで自社の確立されたトレーサビリティシステム、
通常加工場を含むトレーサビリティは難しいとされている中、
自社工場の強みを生かして確実なトレースの明確化
(中国、アルゼンチン、イタリア、エジプト工場)
② 動物愛護の観念
・ノンミュールジング
・動物虐待
・羊の健康、栄養管理
③ 環境保護の観念:
・二酸化炭素排出量の規制
カーボンニュートラル:ライフサイクルの中で、二酸化炭素の排出と吸収が
プラスマイナスゼロのことを言う。例えば、植物の成長過程における光合成による
二酸化炭素の吸収量と、植物の焼却による二酸化炭素の排出量が相殺され、
実際に大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えないことが考えられる。
・LCA(ライフサイクルアセスメント ※環境効率)2022 年を目標に
カーボンニュートラル企業を目指す。