サーマルリサイクルボイラー(RPF/RDFボイラー)によるCO2削減

サーマル リサイクルボイラー(RPF/RDFボイラー)によるCO2削減

染色整理加工業は、エネルギー多消費型産業であり 省エネルギー、環境負荷低減への取り組みが企業の責務となっています。
当社が導入しているサーマルリサイクルボイラーは、燃料としてRPF(Refuse Paper & Plastic Fuel:企業から排出されるマテリアルリサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック類を主原料とした固形燃料)およびRDF(Refuse Derived Fuel:家庭ゴミなどを主原料とするゴミ固形燃料)を混合安定化させて使用しています。

石油や天然ガスなど化石燃料由来の熱エネルギーを本来焼却廃棄されてしまうリサイクル燃料に置き換えることで化石燃料の削減=排出CO2の削減に繋がります。
年間 2万4千トンの総CO2排出量のうち、28%に当たる 年間 7千トンのエネルギー由来CO2の排出を削減しています。(2019年度実績)

A.総CO2排出量 = エネルギー由来CO2(電気、ガス使用)+非エネルギー由来CO2(RPF/RDF燃料)
B.非エネルギー代替CO2排出量 = RPF/RDFボイラーの発生蒸気量からエネルギー換算して求めたCO2の量
代替率   =  B / A ×100

企業情報

Company information

岐セン株式会社

〒501-0234 岐阜県瑞穂市牛牧758番地
Tel.058-326-5111 Fax.058-326-4783

http://www.gisen.co.jp/

岐センは、日本初の“樹脂加工による織物の防シワ加工”の工業化を実現させた会社です。
1943年の創業以来、繊維の染色加工に力を注ぎ、技術に磨きをかけてきました。特に、化合繊と天然繊維の複合織編物の染色加工については多くのご支持をいただいており、多様化するニーズにお応えできる確かな技術と提案力を事業の基軸としています。
かねてより染色加工は、繊維産業のキー・インダストリー的な役割を果たしてきましたが、優れた染色加工技術はいまや“商品の付加価値を高めるために不可欠な要素技術”です。
日々進化する素材一つ一つに対応する技術の開発と生産体制の革新は、新たな価値観を創り出す契機になると考えます。