サーマル リサイクルボイラー(RPF/RDFボイラー)によるCO2削減
染色整理加工業は、エネルギー多消費型産業であり 省エネルギー、環境負荷低減への取り組みが企業の責務となっています。
当社が導入しているサーマルリサイクルボイラーは、燃料としてRPF(Refuse Paper & Plastic Fuel:企業から排出されるマテリアルリサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック類を主原料とした固形燃料)およびRDF(Refuse Derived Fuel:家庭ゴミなどを主原料とするゴミ固形燃料)を混合安定化させて使用しています。
石油や天然ガスなど化石燃料由来の熱エネルギーを本来焼却廃棄されてしまうリサイクル燃料に置き換えることで化石燃料の削減=排出CO2の削減に繋がります。
年間 2万4千トンの総CO2排出量のうち、28%に当たる 年間 7千トンのエネルギー由来CO2の排出を削減しています。(2019年度実績)
A.総CO2排出量 = エネルギー由来CO2(電気、ガス使用)+非エネルギー由来CO2(RPF/RDF燃料)
B.非エネルギー代替CO2排出量 = RPF/RDFボイラーの発生蒸気量からエネルギー換算して求めたCO2の量
代替率 = B / A ×100