世界のハイブランドが採用する、
テキスタイル産地、尾州。
愛知県一宮市を中心にした尾州地域は、木曽川の豊かな水と特有の自然環境に恵まれ日本一の毛織物(ウール)産地として古くから発展してきました。今では世界三大毛織物産地はイギリスのハダースフィールド、イタリアのビエラ、そして日本の尾州といわれています。糸から生地になるまでの多くの工程をこの地域の中で分業・協業によって一貫してでき、紡績、撚糸、染色、製織、編立、整理加工といったそれぞれの工程で専門的かつ高度に蓄積された知識と技術を長年にわたって継承してきました。尾州全体が一つの大きな工房・工場といえるでしょう。生み出される高い品質は、国内はもちろん海外のハイブランドからも信頼を集めており多種多様な素材の組み合わせや新しく豊かな表情のテキスタイルをつくり続けています。
「尾州」について
About BISHU
愛知県一宮市を中心に、津島市、稲沢市、江南市、岐阜県羽島市など、愛知県尾張西部エリアから岐阜県西濃エリアが「尾州」と呼ばれています。なぜこの一帯が産地として栄えたか、その理由はさまざまですが、「尾州」を流れる木曽川がもたらす自然の恵みによるところが大きいです。肥沃な土地、豊かな水、人の交流を含み、古くから日本最大の毛織物産地として知られ、その規模は 国内生産量の約80%を誇ります。
尾州マークについて
”BISHU” Emblem
もっともっと多くの人に「尾州」の良さを知ってもらいたい、わかってもらいたいという思いでつくられたのが、この尾州マークです。
平成28年から認証制度により、品質基準を満たした生地や製品に尾州マークのタグを付与しています。
新たな価値の証として、これまで以上に消費者の方へ認知拡大とブランディングを進めています。