砧打螺旋羽二重(きぬたうちらせんはぶたえ)

複合素材

【JAPAN TEXTILE CONTEST 2022 準グランプリ】

 

企画意図

福島産地が得意とする軽目羽二重に、これまで衣料には使われなかったスーパー繊維(超高分子量ポリエチレン) を緯糸にした、しなやかさと超冷感を実現したハイブリッド絹織物です。 

この絹織物を湿らせながら丹精込めて砧打ち (叩き続ける) を繰り返すことで、経糸がランダムにズレ合い、独特の光沢感と無作為なよろけ柄を表現しました。 

砧打ち (きぬたうち) は、 生地を叩くことで織物に柔らかさとツヤ、ヌメリを出す古代技術です。

 

審査講評

テキスタイルのコンテスト作品に相応しい力強い布の存在感と品格に審査員一同高い評価となりました。

新しい素材への挑戦と古代技術の組み合わせによって生まれる布の可能性をこの作品は示してくれたと思います。

伝統的な産地の技法を用いて、しなやかさを保ちながら未来的な印象を生み出しています。

またポリエチレンを用いた事による、時代に則した布としての安定性や実用性、コスト的な汎用性にも期待できる作品だと感じました。

(審査員 高橋 悠介 ㈱CFCL 代表兼クリエイティブディレクター)

 

混率

ポリエチレン72,Si28

 

サンプル請求先情報

齋藤産業㈲/㈱シラカワ二本松工場

斉藤 捷一/菅野 幸二

0243-23-6011

k-sugeno@k-shirakawa.com

※サンプル請求は当サイト経由ではなくこちらの連絡先に直接お願いいたします。

企業情報

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JAPAN TEXTILE CONTEST 開催委員会

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テキスタイルのクリエーションの顕彰を通して「次代のテキスタイル産業を担う人材の発掘・育成」、「テキスタイル産業における技術力、デザイン力、マーケティング力の強化」を目指しているジャパン・テキスタイル・コンテスト、その歩みは、1991年開催の「国際ファッション&テキスタイルウィーク'91―FATEX '91」に遡ります。
それから12年後の2002年、ジャパン・テキスタイル・コンテストは、装いも改め、新たなスタートをきりました。